Tシャツの低オンスのTシャツのイメージ

Tシャツのオンスとは?オンスを1から解説!

Tシャツ作成で見かけるオンスってなに?という疑問に1から回答!オンスを知ると、ネットショッピングでTシャツなどを買うときに役立ちます!

Tシャツのオンスとは?オンスを1から解説!

Tシャツ作成で見かけるオンスってなに?という疑問に1から回答!オンスを知ると、ネットショッピングでTシャツなどを買うときに役立ちます!

Tシャツの低オンスのTシャツのイメージ

Tシャツのオンスとは?オンスを1から解説!

Tシャツの説明欄などで見かける「オンス」とは何かを詳しくご紹介します。

Tシャツ作成サイトや、AirPriのようなTシャツ作成アプリなどで、クラスTシャツやチームTシャツを作成する場合、実際のTシャツはお手元に届くまで分かりません。作成したオリジナルデザインを印刷するTシャツってどれくらいの厚みなの?と思う方も多いかと思います。今回は、Tシャツなどの生地の厚みを教えてくれる単位、オンス(oz)をご紹介します。シーン別のオススメTシャツのオンスや、オンス別のメリットやデメリットもご紹介します。

Tシャツに用いられるオンスの表記

1. Tシャツのオンスとは?

この章では、Tシャツの説明欄で見かける「オンス」とは何かを簡単にご紹介します。

オンスはTシャツの生地の厚みを表す単位!

端的にご紹介すると、オンス(oz)という単位は、Tシャツなどの完成した布地の「厚み」を知るための単位です。オンスの値が低いほど、そのTシャツの生地は薄い生地ということになります。逆にオンスの値が高いと、厚めのTシャツの生地ということを表しています。オンスについて1から知りたい方は第2章へ、実際にどのくらいの厚みか見たい方は第3章へ、クラスTシャツ作成の場合は?などのシーン別にオンスを知りたい方は第4章がオススメです。

2. Tシャツのオンスを1から解説!

見慣れない単位のオンス(oz)ですが、この章を読むとイメージがつかめます。

オンスはヤード・ポンド法

オンスというのは、Tシャツやトートバッグ、パーカーなどの布の「厚み」を計るための単位です。オンスは正確に言うと、欧米で重さを表す場合に使用されています。欧米で使用されている「ヤード・ポンド法」の重さを表すポンドの他の表し方で、オンスは日常生活で扱う小さな単位に用いられます。オンスとポンドの関係は16進数なので、「16オンス = 1ポンド」となります。 でも、Tシャツなどで扱っているオンスは「厚み」を表す単位でしたよね。実はTシャツなどの布地を扱うときは、「1ヤード ×1ヤード」の時の布の重さを表しているのが今回の「オンス」です。なので、オンスの値が大きいほど、その布は「厚みがある」ということになり、オンスの値が小さければ「薄い生地」になります。

Tシャツの生地の厚さの違いによるオンスの違いの図

1オンスは何グラム?

1オンスは「28.3495g」です。だいたい28gと覚えておくと海外に行ったときに便利です。ちなみに1ヤードは「0.9144m」です。 Tシャツなどのオンスは、約1m四方の正方形あたりの布の重さを表しているんですね。

Tシャツ以外にオンスが使われているもの

Tシャツ以外にも、オンスの単位が使われているシーンは、日本にもあります。たとえば、ボクシングで使うグローブは重さをオンスで表します。魚釣りに使うルアーも重さにオンスの単位を使っています。他にもジーンズにもオンスという単位を使っています。

オンスが変わる要因は2つ!

オンスは布生地の厚みを表しているとお伝えしましたが、厚みには2つの要因が関わっています。「糸」と「編み方」です。どんな糸を使用しているかや、どんな編み方をしているかによって、オンス(1ヤード × 1ヤードの布の重さ)が変わってきます。Tシャツなどにはどんな糸の種類があり、どんな編み方があるのかについては「Tシャツ生地の素材を解説!素材や生地でTシャツの着心地も変わる!」という記事でご紹介しています。

3. オンス別!オンスが違うTシャツを画像でご紹介!

ではTシャツのオンスは、何オンスでどのくらいの厚みなのでしょうか?

3.8オンスのTシャツ

生地の厚さが3.5オンスのTシャツの場合は、縦1ヤード×横1ヤードの布の重さが、3.5オンスということになります。第2章でご紹介したように、1オンスを約28グラムと換算すると、3.5オンスは約98グラムということになります。この生地でTシャツを作ると「薄手のTシャツ」という部類に分類されます。生地の厚みは下の写真の通りです。

3.8オンスの厚みのTシャツ生地

5.6オンスのTシャツ

生地の厚さが5.6オンスのTシャツの場合は、縦1ヤード×横1ヤードの布の重さが、5.6オンスということになります。第2章でご紹介したように、1オンスを約28グラムと換算すると、5.6オンスは約157グラムということになります。この生地でTシャツを作ると「やや厚手のTシャツ」という部類に分類されます。5.6オンスは、どのTシャツ作成サイトでも「Tシャツの王道」と呼ばれているほど、定番の肉厚Tシャツで人気です。

5.6オンスの厚みのTシャツ生地

13.0オンス(スウェット)

生地の厚さが13.0オンスの布の場合は、縦1ヤード×横1ヤードの布の重さが、13.0オンスということなので、第2章でご紹介したように、1オンスを約28グラムと換算すると、13.0オンスは約364グラムということになります。この生地で作るとスウェットの生地の厚みになります。

13.0オンスの厚みのTシャツ生地

4. シーン別!Tシャツのオンスの選び方

オンスのイメージが掴めたところで、シーン別にオススメのオンスをご紹介します。

スポーツにオススメのTシャツのオンス

スポーツや汗をかくシーンでオススメのオンスは、4オンスまでの比較的薄い生地のTシャツです。5オンス以上になってくると、厚みがあるため、汗をかいたときに重たくなりやすいです。特に、4オンス以下でポリエステル生地のドライTシャツであれば、風通しが良い上に速乾性があるので、快適に運動ができます。

真夏にオススメのTシャツのオンス

真夏の暑い日には4~5オンス程度の薄手のTシャツがオススメです。5オンス以上のTシャツになると、Tシャツの生地が厚い分、熱がこもってしまい、熱中症のリスクを上げてしまいます。4~5オンスのTシャツであれば、風通しがよく、汗が蒸発しやすいです。一方で、5オンス以上のTシャツと比べると、特に白い生地ではアンダーウエアが透けやすくなってしまうので、濃いめの色がオススメです。

クラスTシャツにオススメのオンス

学校の文化祭などのとき、みんなで着るお揃いのクラスTシャツなどの場合、オススメのTシャツのオンスは5~6オンスです。5~6オンスあれば、生地が薄くてアンダーウエアが透けてしまう心配もだいぶ減ります。また、5~6オンスのTシャツなら、コスパもよくクラスTシャツの生地として最適ともいえます。また、5~6オンスであれば、生地がしっかりしているので、洗濯しても型崩れしにくくなっています。

春や秋にオススメのTシャツのオンス

春や秋は風が涼しい、もしくは肌寒い時期でもあります。Tシャツとしては、6オンス以上のやや厚手のものがオススメです。厚い分、とても丈夫で風を通しにくく、保温性が高くなります。生地が肉厚なので、高級感も演出してくれます。

5. 低オンス(薄手)のTシャツのメリット・デメリット

Tシャツをオンス別に分けた時の、低オンスのメリットとデメリットをご紹介します。

低オンス(薄手の生地)のTシャツのメリット

3オンス~4オンスのTシャツは比較的薄手の生地に位置付けられています。この辺りのオンスのTシャツは、生地が薄いぶん軽くなります。家の中でリラックスして着るときなどにオススメです。また冬場などにはアンダーウエアとして着ることもできます。低オンスで生地が薄いぶん、価格を安く抑えることができます。

低オンスのTシャツのデメリット

3~4オンスのオンス数が低い(生地が薄い)Tシャツは、耐久性が低く度重なる洗濯などによって生地が傷みやすくなります。Tシャツの色にもよりますが、オンスが低く薄手の生地は、アンダーウエアが透けやすいというデメリットもあります。3~4オンスのTシャツを選ぶ際には、こうしたデメリットも考慮した上で購入を検討しましょう。

6. 高オンス(厚手)のTシャツのメリット・デメリット

Tシャツをオンス別に分けた時の、高オンスのメリットとデメリットをご紹介します。

高オンス(厚手の生地)のTシャツのメリット

6オンス~7オンスのTシャツで、オンス数が高め(生地が厚い)のTシャツのメリットは、まず耐久性が高い点です。度重なる洗濯でもダメージを受けにくく長持ちしやすいです。また、オンスが高く生地が厚い分、アンダーウエアが透けにくくなっており、女性の方でも安心して着ることができます。また、オンスが高いぶん生地が厚いため、保温性にも優れています。もしも販売用途やプレゼント用に検討されている方なら、低オンスよりも高オンスのTシャツがオススメです。

高オンス(厚手の生地)のTシャツのデメリット

高オンスのTシャツのデメリットは、生地が厚いぶん風を通しにくくなることです。真夏など季節によっては、不快感を感じることがあります。また、3~4オンスのTシャツや、5~6オンスのTシャツに比べると、まだまだ流通量が少なく、種類や色が豊富ではありません。価格帯もやや高めとなります。また、生地が厚いぶん洗濯後に乾くまでに時間が長くかかります。

Tシャツの洗濯について

ちょっと話はそれますが、みなさんはプリントTシャツをどのように洗濯していますか?もしかしたらその洗い方、Tシャツにかなりのダメージを蓄積しているかもしれません。オリジナルデザインのTシャツを長持ちさせる洗濯方法があります。詳しくは「Tシャツの上手な洗濯方法と洗濯表示タグを解説!」という記事でご紹介しています。

7. オンスを言い換えたTシャツの表現

ここまでTシャツの生地の厚さを、オンスでご紹介しきましたが、別の呼び方もあるのでご紹介します。

3~4オンス以下のTシャツ

Tシャツの中でも、比較的薄手の3~4オンスのTシャツは、「ライトウエイトTシャツ」と呼ばれることもあります。Tシャツの生地が3~4オンスなので、生地が軽く価格帯も比較的安いTシャツが分類されます。

5オンス台のTシャツ

Tシャツの中でも、ちょうど中間あたりのオンス数にあたる5~6オンスのTシャツは「ヘビーウエイトTシャツ」と呼ばれています。だいたいどのTシャツ作成サイトでも、「ヘビーウエイトTシャツ」として5~6オンスのTシャツがあります。普段使いしやすく、一番選ばれているTシャツです。

7オンス以上のTシャツ

Tシャツの中でも、とても生地が厚い7オンス以上のTシャツは「スーパーヘビーウエイトTシャツ」として分類されています。特に8オンス以上のTシャツとなると、生地は分厚く着ていてもしっかりしたTシャツだなと感じます。

8. オンス以外のTシャツ関連の記事

直感的な操作性でオリジナルデザインのTシャツも作成できるAirPriには、オンス以外にもたくさんのTシャツ関連の記事があります。特に、上から3つ目までの記事は、読んでびっくりすること間違いなしです!

Tシャツ作成アプリAirPri(エアプリ)がスゴい!

Tシャツをはじめとして、さまざまなオリジナルグッズが作成できるAirPriは、その操作性の良さからユーザーが急速に増加しています。○○だからAirPriがオススメ!という魅力が詰まった記事なら「Tシャツのデザイン作成はスマホアプリで!」で詳しくご紹介しています。

クラスTシャツ注文時の面倒なアレを自動化!

チームTシャツやクラスTシャツを作成するときって、アレがとても面倒ですよね。AirPriならそれを自動化しているので、ユーザーはデザイン作成に集中できます!詳しくは「プリントサイズはTシャツサイズごとに自動調整!」という記事でご紹介しています。

画期的な方法でTシャツの印刷価格を抑えています!

AirPriは、従来の印刷価格の算出方法に一石を投じて、新しい算出方法を採用しています。これによって、同じデザインでも他のTシャツ作成サイトなどと比べて印刷価格を抑えることができます。その詳しい理由は「このアプリでTシャツの印刷価格が安い理由」という記事でご紹介しています。

Tシャツ作成アプリAirPriでデザイン範囲をご紹介!

AirPriは、ユーザーがなるべく大きくTシャツにデザインできるように、工場と何度も交渉を重ねて、大きいデザイン範囲を実現しています。あなたの個性が光るオリジナルTシャツが作成できます。AirPriでのTシャツのデザイン範囲について詳しくは「Tシャツのプリントサイズ(印刷範囲)と位置」という記事でご紹介しています。

AirPriのアプリで扱っているTシャツの詳細をご紹介!

AirPriで扱っているTシャツは、5.6オンスのしっかりとした生地のTシャツです。ほかにもカラーバリエーションやサイズ展開、納期などについてご紹介しています。詳しくは「アプリで扱っているTシャツについて」という記事でご紹介しています。

Tシャツの印刷工場へ取材に行ってきました!

AirPriのアプリで受けたTシャツのご注文は、すべて同じ工場で生産しています。注文したTシャツがどのように印刷されていくのかを画像を交えながらご紹介しています。詳しくは「Tシャツ印刷工場レポート!Tシャツについて」という記事でご紹介しています。

これがないとTシャツの色がおかしくなっちゃう!

Tシャツへの印刷には、いろいろなインクを使ってオリジナルデザインを再現しています。でも一番たくさん使うのは白いインクです。このインクがないと、ご希望通りのデザインにできません。詳しくは「Tシャツ印刷に欠かせないホワイトインクとは?」という記事でご紹介しています。

プリントTシャツに大切な基準!堅牢度について

オリジナルデザインで作成したお気に入りのTシャツが、だんだん劣化して色褪せてしまっては悲しいですよね。ある程度は仕方がないのですが、そうならないためにTシャツや印刷用のインクには堅牢度という基準があり、その種類もさまざまです。堅牢度について詳しくは「Tシャツの堅牢度ってなに?」という記事でご紹介しています。

あなたにピッタリのTシャツのサイズが分かるようになる

AirPriのアプリでは、さまざまなサイズのTシャツを取り揃えております。でも自分の腕の長さや胴の長さは人それぞれです。なので、着丈や身幅など「自分のサイズ」を正確に覚えておくと、Tシャツ作成のときにスムーズです。詳しくは「Tシャツの基礎知識」という記事でご紹介しています。

9. まとめ(Tシャツのオンスとは?オンスを1から解説!)

今回は、Tシャツにも使われる単位、オンス(oz)についてご紹介してきました。オンスについてちょっと曖昧でも、「ライトウエイト」や「ヘビーウエイト」など別の名称もあるので、ある程度は大丈夫ですが、ヘビーウエイトなどの呼び方は各社微妙に違います。もしもオンス数に迷ったら、オススメはやはり5~6オンスのTシャツ生地です。ぜひ一度、Tシャツも作成できるAirPriのアプリでオリジナルデザインを作ってみてくださいね。この記事が皆さんのお役にたてれば嬉しいです。