AirPri印刷工場レポート!Tシャツについて
あなたが注文したオリジナルTシャツがどのように完成するのかを取材してきました。
AirPriは個人やグループのオリジナルグッズを、誰でも簡単に安く作ることができるアプリです。その豊富なデザイン素材はどれを使っても無料!デザイン素材やデザイン機能はたくさんあるので、いろいろ試してみてくださいね。
今回は、あなたがAirPriで注文したオリジナルTシャツがどのように完成品になるのかを、実際に工場へ行って取材してきた内容をお伝えします。あなたが注文したTシャツが、どんな工程を経てあなたのお手元に届くのか気になりますよね。印刷工程や検品基準などをできるだけわかりやすくお伝えします。
1. 工場の様子
まずはAirPriの工場の外観と工場内についてみていきます。
外観
右の写真がAirPriのTシャツとトートバッグの印刷工場です。国道に面した好立地で、空気も水もキレイな岐阜県にあります。工場の外観はとてもピカピカで、中に入るのがとても楽しみです。
皆さんからご注文頂いたTシャツやトートバッグのオリジナルデザインは、すべてこの工場内で印刷して、この工場からみなさんのお手元へと届けられています。
中の様子
工場はとても清潔な印象です。中で印刷などをしている社員の方も快適な環境だと言っていました。フロアには、Tシャツとトートバッグに印刷できる大型機械が何台も置いてあり、繁忙期にも対応できる体制が整っています。AirPriでは、品質の高いものをなるべく安くご提供したいため、社員さんの数はあまり多くはありません。機械は、最初に社員さんの微調整が必要ですが、そのあとは自動で進めてくれます。
2. ご注文から印刷までの流れ(まとめ)
ここではまず1枚のTシャツを作る工程の一連の流れをご紹介します。第3章から各工程を詳しくご紹介していきます。
ご注文内容の確認メール
AirPriでご注文が完了すると、まずご登録アドレスに「ご注文完了メール」が届きます。ご注文頂いた商品のサイズや色、枚数、金額などについての詳細情報です。このご注文完了メールがユーザーに届くと、この商品をメーカーにすぐ自動発注して、ご注文のTシャツが印刷工場に届きます。
3. 印刷前の工程
第2章の流れのうち、1〜6についてご紹介します。
① Tシャツのホコリをとる
細かいホコリを取るために粘着クリーナーで1枚ずつ印刷面をキレイにしていきます。
② 特殊なノリを吹き付ける
インクがTシャツにしっかりとつくように、印刷面に特殊なノリを吹き付けます。
③ ノリを定着させる
ノリを吹き付けたあと、専用ローラーでノリを均一に伸ばします。
④ 作業を繰り返す
ノリを満遍なく行き渡らせるために、②と③の作業を3回繰り返します。
⑤ 乾燥機で乾かす
印刷前に、先ほど吹きつけた特殊なノリを乾かすために、大型乾燥機に入れて乾燥させます。
⑥ プレス機に入れる
キレイな印刷を実現するために、Tシャツをプレス機に入れて熱を加え、印刷面をなるべく平らにします。
②〜④ の特殊なノリの工程は、インク剥がれを防ぐためにとても大切な作業ですが、これによる不具合もあります。特殊なノリの不具合について詳しくは「AirPriでのオリジナルグッズ作成の注意点」の第4章でご紹介しています。
②〜④ ⑥のプレスはキレイな印刷のためには欠かせない工程ですが、これによる不具合もあります。プレスによる不具合について、詳しくは「AirPriでのオリジナルグッズ作成の注意点」の第5章でご紹介しています。
4. 印刷の工程
第2章の流れのうち、7〜11についてご紹介します。いよいよ印刷の工程です。ユーザーが作ったデザインデータを、インクジェット印刷機で上から印刷していきます。このとき、白いTシャツか、カラーTシャツかによって、工程が分かれます。
⑦ ホワイトインクを吹き付ける。
Tシャツの色がデザインに影響しないように、先に白いインクを吹き付けます。
⑧ 少しホワイトインクを乾かす。
すぐにカラーインクを上塗りすると、色がおかしくなってしまうので乾かします。
⑨ カラーインクを印刷する。
いよいよオリジナルデザインのデータをTシャツに印刷していきます。
⑨ カラーインクを印刷する。
いよいよオリジナルデザインのデータをTシャツに印刷していきます。
⑩ 乾燥機に入れる
大型乾燥機に入れて、約5分間暖かい風を当ててインクを乾燥させます。
⑩ 乾燥機に入れる
大型乾燥機に入れて、約5分間暖かい風を当ててインクを乾燥させます。
⑪ 熱を冷ます
少し置いてTシャツの熱を取ります。
⑪ 熱を冷ます
少し置いてTシャツの熱を取ります。
5. 印刷後の工程
第2章の流れのうち、12〜14についてご紹介します。
AirPriでは、完成したオリジナルグッズを人の目で1点ずつチェックしています。ご注文が1000枚のときも1枚ずつ人の目で確認しています。たとえば、糸の混入やその糸の色、長さ、混入数などのほかに、ほつれ、シミも見ながら、1枚ずつ粘着クリーナーで細かいホコリなどを取り除きます。
⑫ 検品作業 -1-
Tシャツの印刷面以外の部分に粘着クリーナーをかけて、ホコリを取ります。それと同時に、Tシャツに目立ったシミなどがないか確認します。細かいシミや汚れは、「検品作業-3-」で行います。
⑬ 検品作業 -2-
印刷位置が正しいかどうかを計測します。AirPriで決められている、首元の襟(リブ)からの距離を、毎回定規を使ってしっかり計測しています。
⑭ 検品作業 -3-
工場で決められた検品項目を行います。教えて頂いたチェック項目では、印刷品質で5項目、印刷位置で4項目、インクについて6項目、データについて2項目、ホワイトインクについて2項目、インクジェット機について3項目、Tシャツについて8項目あり、すべて人の目で確認していきます。ここを合格したものだけが、ユーザーのお手元に届くようになっています。
⑮ 商品をたたむ
検品に合格したものだけを、一着ずつ丁寧にたたみます。たたみ方は、専用の型を用いて、すべて同じ見た目になるようにたたんでいます。畳んでいる方がとても手早く畳んでいるので驚きました。
見せていただいた検品チェック項目にあった検品項目の多さに正直驚きました。これだけの項目をすべて人の手作業で行っているのかと思いました。AirPriはとても厳しい検品基準を持っています。こうしてさまざまな検品基準をクリアしたものだけがユーザーのお手元に届くようになっています。これなら大切なオリジナルデザインのTシャツを安心して注文できそうですね。
6. 袋詰めオプション
第2章の流れのうち、16についてご紹介します。
AirPriユーザーの中には、オリジナルTシャツを作って販売している人も多くいらっしゃいます。そんな方に喜んでいただけるように、AirPriでは透明な袋に袋詰めをするオプションがあります。このオプションを選択すると、1点ずつ袋に入った状態でお手元に届くので、販売している方や、誰かにプレゼントする方からは大変喜ばれています。
⑯ 袋詰めオプション
袋詰めオプションがある場合も、すべて手作業です。先ほど畳んだ商品を透明な袋に入れていく作業です。この時気を付けることは、なるべく袋にシワをつけないように入れることです。それに気をつけながら素早く丁寧に袋に入れます。最後にシールを貼れば完成です。見た目もとても清潔感がありますね。
ここまでが1枚のTシャツの工程です。大体の流れを把握していた私も、ここまで時間と手間をかけて1着1着丁寧にしているのはとても驚きました!そしていろいろな面で、その作業に感覚と経験から導き出した微調整がありました。AirPriはもともと高品質ですが、今回の取材はそれを裏付けるAirPri品質を実感できるものでした。
7. この工場で作られるグッズについて
この工場では、AirPriのTシャツとトートバッグが印刷されています。
Tシャツ
AirPriで人気のTシャツについては、詳しく知りたい!という方が多いので、別で記事を作りました。以下のリンクからどうぞ!
トートバッグ
使い勝手がいいトートバッグもたくさんのサイズやカラーを取り揃えています。サイズや色についてや、洗濯方法やあの問題などについて知りたい方は下のリンクからどうぞ!
8. まとめ
今回はAirPriのアパレル工場でTシャツの印刷についてご紹介してきました。今回工場に取材に行って一番驚いたことは、AirPriでお客様からご注文いただいたオリジナルデザインを1点1点とても丁寧に印刷しており、袋に詰めるまでの一連の流れを通して、とても丁寧に仕上げていることが実感できました。とても手間が多い印象がありました。でもどの作業も満足していただくためには欠かせない工程だと分かりました。
AirPriはキレイな工場で熟練の社員さんたちが、あなたのオリジナルデザインを丁寧に印刷しています!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。