トートバッグの基礎知識
トートバッグについての歴史や、いろいろな使い方、使われる生地のご紹介をしています。
環境問題の観点から、最近ではSDGsという言葉を頻繁に聞くようになりました。ちょっとお買い物に行こうと思っても今はビニール袋は無料ではなく、3〜5円かかります。そこで登場したのが「買い物バッグ」。 「マイバッグ」とも言われますね。自分で袋を持っていって買い物したものはそこに入れます。皆さんお気に入りのマイバッグは持っていますか?
AirPriでは、あなただけのオリジナルデザインのトートバッグを作ることができます。あなたのスマホの中で、自由にオリジナルデザインを作って、トートバッグにデザインする場所を決めるだけ!あとはAirPriで実際にトートバッグにそのオリジナルデザインを印刷してお届けします。
オリジナルトートバッグが届いた次の日からは、買い物もきっと今までよりも楽しくなるはずです!友達とちょっと出かける時に小物を入れておくのにもいいですよね。持っているものをちょっと変えるだけで毎日がもっと輝きます。
この記事では、そんな日に向けてAirPriで扱っているトートバッグの材質や大きさなど、ちょっと気になるところをご紹介していきます。
1. トートバッグとは?
トートというのは英語で「tote」と表記し、英語では「運ぶ」や「背負う」という意味のスラングで使われます。もともとトートバッグは、L.L.Beanというアウトドアブランドで重たいものを運ぶために作られました。明確な基準があるわけではありませんが、そのような背景からトートバッグといえば、「丈夫な生地」「間口が広い」「持ち手がついている」などが特徴になりました。ものにもよりますが、底の部分の生地が二重になっているのはそのためなんですね。
今ではとても気軽に使われていて、ちょっと物を入れて肩にかければ歩く時に邪魔にもならないですよね。私は大学の時にトートバッグにノートやペンケースを放り込んで毎日通っていました。間口が広いのでバッグの中も探しやすかった記憶があります。
トートバッグは雑誌の付録についていたり、手頃な価格でも売っています。そこにオリジナルデザインでワンポイントあるとまた映えますね。
2. トートバッグの歴史
トートバッグは歴史が意外と浅く、まだ80年ほどです。先ほどの通り、アウトドアブランドが重い物を運ぶために作りましたが、その後アメリカでレザー素材などの他の素材を使うようになってからファッション性が高まり、学生の間で流行しました。日本にトートバッグの文化が入ってきたのは1990年代に入ってからで、そのままファッションアイテムとして定着しました。
また近年のエコバッグ推奨の流れを受けて、買い物にトートバッグを使ったりと用途も広がっています。
3. トートバッグの使用用途
さまざまな用途で使われていて、よく見かけるトートバッグですが、だいたい5つのシーンで使われていることが多いです。ここではトートバッグがどんなふうに使われているか、その代表的なシーンをご紹介しましょう。
買い物のエコバッグとして
先ほども触れましたが、今よく見かけるのは「買い物の時のエコバッグ」としての使い方です。買い物をすると野菜や飲み物などで結構重たくなりますよね。トートバッグはもともと重たいものを入れるために作られているので、そんなシーンにはもってこいです。また、間口が広いので、大根やネギなどの背の高い商品を入れることもできます。だいたいのトートバッグは底にマチがあるので、量もたくさん入ります。
使わない時は、折りたたんで持ち歩ける点も嬉しいですね。
普段のファッションアイテムとして
日本でも爆発的に流行したのは学生が使っていたからですが、普段のアイテムとしても使うことができます。ノートもたくさん入るので、私のように学校に持って行くのもいいですし、友達と遊びに行くときにチョット肩からかけて歩いても可愛いですよね。いくつか色のバリエーションがあれば、その日の服に合わせて色チェンすれば、アウターとの一体感を演出することもできます。ファッションとして使うなら、そこにオリジナルのデザインやワンポイントがあればまた映えますね。
お子さんの習い事にも
習字やそろばん、ピアノなど習い事には教科書やノート、筆記用具類がいることが多くあります。間口が広いので何が入っているかをお子さんが確認しやすいだけでなく、親としても行く前に手早く確認できます。仲のいい友達とおそろいのトートバッグを作っちゃえば、習い事に行くテンションも上がりますね。トートバッグは布タイプのものが多いので、缶バッジやワッペンをつけてカワイくコーデしても面白いですね。
オリジナルトートバッグを習い事のカバンにする
ビジネスバッグとして
一般的にカジュアルなイメージのトートバッグですが、生地をレザー生地に変えるとフォーマルなシーンでも使うことができます。特に女性の方はビジネストートを持っている方も多いのではないでしょうか。最近ではノートパソコンを持ち歩く方が増えたため、男性でもトートバッグにPCを入れて肩からかけて歩いている方も見かけます。トートバッグは頑丈ですが、レザー生地にすることで強度はさらに上がります。またレザー生地のトートバッグは、見た目の高級感も演出してくれますね。
販促アイテムとして
雑誌の付録にトートバッグが入っていたことがある方もいるかもしれません。トートバッグは折りたためて、しかも使い勝手がいいので販促品としてよく用いられます。また、トートバッグはその形から、印刷面がとても広く確保できるので、ロゴや名前を入れることもできます。おしゃれなロゴなどが入っていたら使いたくなりますよね。この点から、トートバッグは販促品として高い効果を期待することができます。
4. トートバッグの生地の種類
トートバッグの生地は豊富なバリエーションがあります。定番のキャンバス生地や、カジュアルなデニム、ナイロン生地など用途に合わせてさまざまです。ここでトートバッグに使われる素材をご紹介します。
キャンバス生地
一番よく見かけるのがこのキャンバス地ではないでしょうか。日本では帆船の帆に使われていたので、別名「帆布(はんぷ)」とも言います。もともとトートバッグは重たいものが運べるように設計されていたので、地厚で丈夫なキャンバス地が今でも多いような気がします。とても厚手の布で作られていて、8〜14オンスくらいの厚さが一番流通しています。そのため耐久性は抜群で、カジュアルなファッションと相性がとてもいいです。使っているうちに蓄積されるダメージもかっこいいと捉えられるので、長く使いたい人にはオススメです。ただシミは取れなくなることがあるので気を付けてください。
コットン生地
綿100%で作られているコットン生地は、5〜6オンスほどの比較的薄手の素材なので、価格が安い事と色々なシーンで使えるという点で人気です。天然素材なので肌触りもいいです。コットンは染み込みやすいので、オリジナルデザインの印刷も綺麗に印刷できます。キャンバスほど地厚ではないので、重たいものを入れるにはあまり適していません。ただ、普段使いとしてチョットした資料を入れたり、プレゼント用のノベルティとして多く使われています。 洗濯は丸ごと洗いでできますが、綿生地はシワになりやすいので注意してください。洗濯後は、手で叩いてシワを伸ばして、素早く干しましょう。
デニム生地
ジーンズで皆さんご存知のデニム生地。トートバッグにも使われる素材です。デニム生地の特長はまず耐久性です。とても丈夫で長持ちします。また使い込んでいくとその生地の味が出るのも楽しみの一つです。生地には青系や黒系があり、他にも種類が豊富です。取り扱いは少し面倒です。綺麗に長持ちさせる為には、洗濯の時は裏返す、常温以下の水で洗う、中性洗剤かデニム用の洗剤で洗うなどがあります。色落ちしやすので、洗う時は単品で洗うのがオススメです。
シーチング生地
「シーツ」が語源のシーチングは、もともと布団に使われる敷布として作られた薄手の平織りの生地です。平織りは縦糸と横糸が交互に折り重なるように織られる折り方の基本的なものです。平織りは通気性が高いので、ポロシャツや、寝具のカバーなどにも使われます。シーチングの他の特長は、薄い生地という点から、使わない時は折り畳める事と価格が手頃な事です。
逆にデメリットは薄いがために強度はあまりありません。買い物バッグとしてくらいなら大丈夫です。また使う糸によってはシワになりやすいのでアイロンがけが必要です。
ナイロン生地
ナイロンは、主に石油を原料とするポリアミドという合成樹脂から作られた素材です。これは化学繊維なので、天然繊維と比べると格段に強度が上がります。引っ張っても大丈夫で、摩擦にも強い生地です。また洗濯にも強いので、いつまでも新品のように使えるのが一番の特徴です。素材も軽いので持ち運びにも適していて、型崩れもしにくいです。デメリットは、白地のナイロンは紫外線の影響で黄色く変色することがあるということです。それと、合成繊維は熱には弱いので、洗濯したあとは乾燥機よりも、その乾きやすさを生かして干した方がいいです。アイロンもできれば避けた方が無難です。
ポリエステル
ポリエステルは、石油に他の化学的な原料を合成したものから作られた素材です。ポリエステル繊維も化学繊維です。一番の特長は乾きやすいことです。この繊維は水分が繊維の中に入らないため乾きやすくなります。スポーツウエアをイメージして頂くといいと思います。またポリエステルはUVカットの性質があるので紫外線をカットしてくれます。また、綿などの天然繊維と比べると、繊維が切れにくいので耐久性がとてもいいことも嬉しい特長です。繰り返し洗濯してもシワや型崩れを気にする必要はありません。
デメリットとしては、化学繊維なのでまず燃えやすいことです。火の近くには置かないでください。そして冬の乾燥した時期では静電気が発生しやすくなる生地です。
AirPriでは、一番人気なキャンバス地に絞りつつ、色はたくさん取り揃えています!単色カラーが12種類、2色からなるバイカラーが11種類あります。お使いになるシーンに合わせて選ぶ楽しみがありますね。
5. まとめ
今回はトートバッグについて、その歴史や魅力、使用用途、生地の種類などについてみてきました。トートバッグは入り口が広く大きなものも入るので、いろいろなシーンで使えます。また、お買い物で買ったものを入れられたり、習い事などの道具を入れるのにはもってこいです。もともと重たいものを入れていたことから生地もとても丈夫なので、少々重たいものならトートバッグで十分ですね。
そのトートバッグに自分のお気に入りのデザインが入っていたら、テンションが上がること間違いなしです。AirPriでは、トートバッグにもオリジナルデザインを入れられるので、下のリンクから行くことができます。
スマホ一つでデザインできるAirPriでデザインをいろいろ作ってみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。