YouTubeのサムネイル作成のメリットと注意点
YouTubeの動画に必須のサムネイル画像のメリットについてご紹介します。
2005年の終わり頃に登場したYouTubeは、今でも人気の動画共有サービスです。ご存知の通り、YouTubeは動画の再生回数やチャンネル登録者数によって、収益を上げることも可能なため、毎日多くのユーザーが動画をアップロードしています。その動画に大切なのがサムネイル画像です。今回は、グッズ作成アプリのAirPri(エアプリ)でも無料で作成できる、YouTube動画のサムネイル画像を作るメリットや注意点についてご紹介していきます。
1. YouTube動画作成に必須のサムネイルとは?
そもそもサムネイルとは?からご紹介していきます。
サムネイルとは?
サムネイル、は英語では「thumbnail」と表記します。thumbは親指、nailは爪なので「親指の爪」という意味です。サムネイルを開くと、動画を見ることができますが、どんな内容かを知るためにすべての動画を開いていては時間が足りませんよね。なので、サムネイルには、「ファイルを開かなくても内容が分かるような縮小された画像」という働きを持っているのです。
サムネイルはYouTubeでの動画の顔!
今ご紹介したように、サムネイルは動画の内容が理解しやすいように作成される小さな画像です。つまり、動画の内容を早く理解するために欠かせない便利なもので、それだけを見れば動画の内容がだいたい分かるので、サムネイルは動画の顔となります。人間でも、第一印象が大切なように、YouTubeの動画も第一印象がとても大切なのです。
2. YouTubeのサムネイル画像作成のメリット
YouTube動画の顔となるサムネイル画像を作成するメリットについてご紹介します。
①サムネイル画像によって興味関心が引ける
YouTubeで、どの動画を見ようか迷っているユーザーは、サムネイルの一覧をサーっと流し見しています。ユーザーにメリットがある動画を作成し、かつ、動画の内容を理解しやすいサムネイル画像を作成すれば、検索しているユーザーが興味を持って動画を見てくれます。数ある動画の中から、自分の動画の内容を見てもらうために、サムネイル画像はその入り口となるユーザーの興味関心を引くことができます。特に、サムネイル画像の中に人の顔を入れると、ユーザーは無意識のうちにそのサムネイル画像を見やすくなります。
②サムネイル画像でユーザーが動画の内容を理解しやすくなる
同じジャンルの動画を扱っていても、そのジャンルのどの部分の動画を作成しているかは微妙に異なります。ユーザーが見たい!知りたい!と思っている動画の内容を作成できたとしても、サムネイル画像がなければそのユーザーに届かない可能性が高くなります。サムネイル画像は動画の内容を凝縮したような画像なので、ユーザーが動画の中身をいち早く理解できることはとても重要になります。
③サムネイル画像は動画を見るかどうかの判断基準になる
サムネイル画像はその動画の内容をぎゅっと凝縮したような画像が理想です。サムネイル画像を見て、ユーザーは動画の内容を瞬時に理解して見るか見ないかを決めていきます。できれば自分が作った動画を見てほしいので、サムネイル画像を作成するコツを使って作成するのがオススメです。
④サムネイル画像でチャンネルを覚えてもらえる
あなたがたくさんの動画をアップすると、あなたが作成した動画のサムネイル画像も同じ数になりますよね。このとき、いつも自分の動画を見てくれているファンにとっては、あなたの動画のサムネイル画像にある特徴を見つけただけで、動画を見てくれるようになります。このように、サムネイル画像には、あなたのチャンネルを覚えてもらえるという効果も期待できます。
⑤サムネイル画像によるチャンネルのブランディング
同じような特徴を持ったサムネイル画像は、ファンにとってあなたの動画を見つけやすいツールになります。「〇〇があればあの人のチャンネル」とユーザーが素早く理解できるようにするためには、サムネイル画像が欠かせません。逆にそのような状態にもっていくことができれば、収益化も見えてきます。
3. こんなサムネイルはYouTubeから違反扱いされる!
サムネイル画像には色々な制約があります。ここではサイズや規格の話ではなく、サムネイル画像の内容面での注意点をご紹介します。
著作権侵害のサムネイル画像
どこの国でも著作権は必ずあります。また、それはYouTubeでも同じです。動画の再生数を上げようとするあまり、テレビで使用されているキャラクターやマスコットを動画のサムネイルに入れることはNGです。著作権に関係してパブリシティ権などもあるので、詳しくは「デザイン作成時の著作権や肖像権について」という記事でご紹介しています。
性的な掲載があるサムネイル画像
YouTubeに限った話ではありませんが、インターネットでは公序良俗に反する性的なものは控えた方が無難です。YouTube側もみんなが楽しんでもらえるためのサイト運営を心掛けているため、サムネイル画像に性的な画像や描写のものを使うと違反対象になります。
ヘイトスピーチを含むサムネイル画像
昨今のニュースなどからもお分かりのとおり、ヘイトスピーチもYouTube側から違反対象とされる可能性があります。YouTubeとしては、みんなが楽しめるサイト運営を目指しているので、特定の個人や集団を標的として、見た目や宗教、国籍などあらゆる場面で攻撃的な言動があるものは違反対象になっています。
暴力系のサムネイル画像
流血の画像や、骨折の瞬間、下品な言葉などを使ったサムネイル画像は、YouTube運営側から違反警告を受ける可能性があります。そのようなサムネイル画像は、一時的にはYouTubeユーザーの目を引くかもしれませんが、一般の人が見たとき不快に感じると思われるような画像は避けた方が無難です。
その他有害で危険と判断されるもの
他にも、視聴者を誤解させてしまう可能性があるサムネイル画像や文言も控えたほうがよいでしょう。トラブルやチャンネルの炎上などになってしまった場合、せっかくのそれまでの努力が無駄になってしまいかねません。
サムネイル画像がYouTubeのポリシーに違反している影響
YouTubeでは、サムネイル画像にポルノ要素が含まれる場合はチャンネルを停止する可能性があるとしています。また、サムネイル画像が他のポリシーに違反している場合は、サムネイル画像を削除されてしまう可能性もあります。ほかにも、90日間で違反警告を3回受けた場合は、チャンネルが停止されることがあるとしています。
4. YouTubeサムネイルについての記事
YouTubeのサムネイル画像のサイズや作成のコツなどは、以下の記事でご紹介しています。
サムネイル画像作成の前準備
サムネイル画像の作成には、どんな人に見てほしい動画なのか、自分の動画のイメージなどがある程度固まった上で、どんな文字にするかなどの前準備が必要です。このあたりについて、詳しくは「Youtubeのサムネイル画像を作る前準備」という記事でご紹介しています。
サムネイル画像内の文字が重要!
YouTubeのユーザーの行動から、サムネイル画像の文字はとても重要です。サムネイル画像に入れる言葉や、文字数、フォントなどについて詳しくは「YouTubeサムネイル画像に入れる文字の選定」という記事でご紹介しています。
YouTubeサムネイル画像のサイズについて
YouTubeのサムネイル画像の縦横のサイズには決まったサイズはありませんが、一番良いとされるサイズがあります。また、サムネイル画像自体のファイルの重さには上限があります。サムネイル画像のサイズや規格については「YouTubeのサムネイル画像サイズについて」という記事で詳しくご紹介しています。
YouTubeのサムネイル画像のサイズと規格について
YouTubeのサムネイル画像は、その動画の顔となるのでとても大切ですが、そのサムネイル画像のサイズには2種類あります。1つ目のサイズは、決まってはいないが推奨サイズがあるもので、もう1つのサイズは決められたサイズ以下のものです。YouTubeのユーザーが動画検索をするとき、自分のサムネイル画像はユーザーから綺麗に見られたい!という方は「YouTubeサムネイル画像のサイズと規格」という記事で詳しくご紹介しています。
YouTubeのサムネイル画像を無料で作成できるアプリ
スマホ・タブレット用のグッズ作成アプリのAirPri(エアプリ)は、さまざまなSNS画像を完全無料で作成できます。またこのアプリにしかないイラストや機能があるので、YouTube内の他の動画と差をつけたいという方にはオススメのアプリです。詳しくは「AirPriのアプリでYouTubeサムネイルを作成する」という記事でご紹介しています。
5. まとめ(YouTubeのサムネイル作成のメリットと注意点)
今回は、YouTubeのサムネイル画像作成のメリットや注意点についてご紹介してきました。サムネイル画像の注意点としては、読めば「まぁそうだよね」という内容ばかりです。でもサムネイル画像は、動画の顔となるため、動画の内容を分かりやすくユーザーに伝えることができれば、あなたの動画の再生数向上につながる強い味方です。まずは、YouTubeのサムネイル画像のメリットや注意点についてはしっかりと頭に入れておくのがオススメです。この記事があなたのYouTubeサムネイル画像作成の一助になれば嬉しいです。