オリジナルグッズ作成時の配色
AirPriでのオリジナルデザイン作成時に気をつけたい配色についてご紹介します。
AirPriは、あなただけのTシャツやパーカー、トートバッグ、缶バッジ、タオル、タトゥーシールなどいろいろなオリジナルグッズが作成できます。オリジナルデザインは、色を使って自由に表現できるのでとても楽しいですが、その反面、オリジナルデザインに使う「色」って結構奥が深くて難しいですよね。この記事では、AirPriでのグッズ作成の時に必ず役に立つ色の配色についてご紹介します。
1. オリジナルグッズ作成時の配色
実際にグッズ作成をするときに気をつけたいことをご紹介します。
グッズ自体は何色?
まず最初に決めておきたいのは「グッズ自体の色」です。これは、他の人から見た時のベースカラーになるからです。そのグッズの大部分をこのベースカラーが占めます。オリジナルデザイン作成の配色を考えるとき、この部分がブレてしまうとデザインにかかる時間が長くなってしまいます。
Tシャツ、トートバッグ、パーカー
この3種類のグッズは、グッズ自体の色が限られています。Tシャツは35色、トートバッグは27色、パーカーは4色です。この背景色の上に、限られたデザイン範囲の中でデザインをしていくことになります。グッズの大部分が生地の色になるので、このベースカラーに合わせたオリジナルデザインの配色が必要になります。
缶バッジ、タオル、ポリ袋
この3種類のグッズは、もともとの色が真っ白でグッズ全体をデザインできます。背景に単色の色をデザインすれば、どんな色にも変えることができます。また、AirPriにはグラデーションやパターンの素材に加え、写真素材もあるので、グッズ全体を自由にデザインできます。
タトゥーシール
タトゥーシールは、もともと透明の素材なので、背景は貼る方のお肌の色になります。白インクを印刷した上にオリジナルデザインが乗っている状態なので、デザインはくっきりお肌に映えます。タトゥーシールの周りがお肌の色なので、デザインに肌色を多く使用すると、お肌と区別がつきにくくなることがあります。
2. 色ごとで分けたAirPriでの配色
カラーバリエーションが最も多いTシャツを例に配色を見てみましょう。
グッズに白、黒、グレーを使用する場合
グッズの色が白、黒、グレーの場合は、どんな色にも合わせることができます。ただ、グッズが白の場合はオリジナルデザインの色の明度を低く、グッズが黒の場合はオリジナルデザインの色の明度を高くすることでよりデザインが際立ちます。
グッズに赤系を使用する場合
AirPriのTシャツの赤には、図のような色があります。色相環で見てみると、同系色の赤紫〜オレンジあたりの配色が合う色です(図1)。補色は緑系の色ですが、明度を変えないとハレーション(色どうしがケンカすること)を起こしてしまいます(図2)。そんな時は、間に白や黒の配色を入れたり、補色の類似色にすると両方の色が落ち着きます(図3)。
グッズに黄色系を使用する場合
AirPriのTシャツの黄色は図のような色があります。色相環で見ると、同系色はオレンジ〜黄緑あたりです(図1)。黄色の補色は青〜紫なので、大胆にデザインしたいときは紫もアリですね(図2)。グッズの色が黄色の時は、白よりも黒を差し色にした配色の方がデザインの色が映えます(図3)。
グッズに紫系を使用する場合
AirPriのTシャツの紫は図のような色です。紫の同系色は赤紫〜青あたりの配色が仲の良い配色です(図1)。補色は黄緑色なので、デザインを目立たせたい!という方にはこの配色もオススメです(図3)。紫は黒に近い色なので、差し色として使う配色は白がオススメです(図3)。
グッズに青系を使用する場合
AirPriのTシャツの青は図のような色です。色相環で見てみると、同系色は紫〜青に近い緑で、この辺りの色が相性が良い配色になります(図1)。補色はオレンジなので、デザインを大胆にしたい方にはオレンジもオススメです(図2)。差し色としての配色は黒よりも白の方が映えます(図3)。
グッズに緑系を使用する場合
AirPriのTシャツの緑は図のような色です。色相環で見てみると、同系色の配色は黄緑〜青に近い緑あたりなので、相性が良い配色になります(図1)。補色は赤ですが、クリスマスっぽい色になることや、ケンカしやすい配色です(図2)。そんなときは差し色として白の配色がオススメです(図3)。
グッズにピンク系を使用する場合
AirPriのTシャツのピンクは図のような色です。色相環で見てみると、同系色は赤に近いオレンジ〜紫あたりなので、相性が良い配色になります。補色は緑ですが、色どうしがケンカしやすい配色なので、どちらかの色の明度を調整するか差し色に黒を入れていただく配色がオススメです。
3. 配色って奥が深い!
まずは色や配色の世界を少し覗いてみます。
色のイメージを単色で知りたいとき
色は1色でもいろいろな印象を持っています。だいたいどの色もポジティブなイメージとネガティブなイメージを持っています。単色の色が持っている色のイメージについては「デザインに役立つ!色が持つイメージ」がオススメです。
色の特徴を体系的に知りたいとき
同じ緑でも「濃い緑」「明るい緑」「薄い緑」などさまざまな緑があります。このように色を1つとってもいろいろな表現ができます。これらを体系的にまとめた色の特徴を知るには「普段の生活に役立つ!色の3属性と色相環」という記事がオススメです。
色の組み合わせ(配色)を知りたいとき
オリジナルデザインでは色を複数組み合わせて使うこともしばしばあると思います。でも色には仲の良い色とケンカする色があります。そんな配色についての基礎知識や、配色の組み合わせ、気持ちの良い配色などをについては「【配色】色の組み合わせが分かる!」という記事がオススメです。
4. 配色のときに意識すべきこと
配色のときプロデザイナーも意識することなどをご紹介します。
色は少ない方がいい
基本的には配色は少ない方が無難です。色は1色でも考えますが、2色の配色はもっと考えます。これが3色になるとさらに難易度が上がります。まず、一番使いたいテーマカラー(好きな色など)を決めてから、それに合う配色を探すとデザインとしてのまとまりも出やすくなります。色が増えるごとにバランスの取れた配色はどんどん難しくなるので、オリジナルデザインの時のオススメ配色数は2色です。
色以外のデザイン要素
オリジナルデザインのイラストや、そこに使う配色はデザイン要素の一つですが、他にもデザイン要素があります。「ラインを引く」や「余白」です。スーパーのチラシは文字情報がビッシリですが、高級なチラシほど余白が多いように、余白はデザインの一部として使うことができます。またステッカーの周りに線を引くことでデザインが締まって見えたりもします。配色以外のデザイン要素も使えるかな?というのを念頭におきながらデザインしていくと、色で迷いにくくなり、デザインが楽しくなってきます。
5. まとめ(オリジナルグッズ作成時のデザイン配色)
今回は、AirPriでの配色についてみてきました。配色はプロデザイナーでも迷っているので、ちょっと難しいと思うかもしれませんが、色相環や明度、彩度のように、ある程度色にも規則性があるので少し使いやすくなったのではないでしょうか。
もしもデザインや配色で迷ったら、時間をあけてからもう一度見てみるとアレっと思うこともあるかもしれません。たくさんの人がオリジナルデザイングッズを楽しみながらできるようにAirPriは応援しています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。