まっすぐな道路が線のように伸びる風景

AirPriでオリジナルデザインに線を使う方法!

グッズ作成アプリのAirPri(エアプリ)でオリジナルデザインを作る時の「線のデザイン」について、その使い方や手順をご紹介します。

AirPriでオリジナルデザインに線を使う方法!

グッズ作成アプリのAirPri(エアプリ)でオリジナルデザインを作る時の「線のデザイン」について、その使い方や手順をご紹介します。

まっすぐな道路が線のように伸びる風景

AirPriでオリジナルデザインに線を使う方法!

アプリ内での線の使い方についてご紹介します。

オリジナルデザインを作成するとき、写真や文字、イラストはよく使用すると思います。今回は、オシャレなデザインを作っていく上で、あると便利な線の使い方についてご紹介します。 デザインの中に線って使うっけ?と思われるかもしれませんが、線は意外と多くのデザインで使用されています。その線についての知識があれば、あなたがオリジナルデザインを作成するときに、選択肢が増えます。この記事を読んで、デザイン選択肢が増えたら嬉しいです。また、デザインの専門ソフトを触る時の練習にもなるので参考にしていただければと思います。

線で書かれたような英語の筆記体

1. デザインに使われている線?

まずはどんな場面で線がデザインに使われているのかご紹介します。

AirPriのアプリ内にあるテンプレートで線を使用している箇所

意外と多い!?

線のデザインには、意外と色々な場面で使われています。上の図に線のデザインをいくつか並べました(赤丸で示しています)。線は、つなげたり離したり揃えたりと働きがいくつかあります。線の働きを細かく知りたい!という方は、「デザインにおける線の働きと例」という記事でご紹介しています。

2. AirPriでデザインできる直線

AirPriではユーザーが使いやすいように、デフォルトで線の形を8種類ご用意しています。ここでは直線についてご紹介します。

直線は5種類!

AirPriでデザインできる線のうち、直線でできているものは右の画像でご紹介している5種類です。直線は、「角の位置を変えられる」「直線の長さを変えられる」という2つの動きができます。

AirPriのアプリ内で選べる線の形は5種類ある

直線の動かし方

直線は角を持ったまま任意の位置に動かすことができます。これによっていろいろな形にかえることができます。また、0°、45°、90°に近づくとガイド線が表示されるので、ちょうど90°にしたいときなどには便利です。

AirPriのデザイン作成画面で線の形を変える方法

動かした後は線の詳細を決める

線の形を決定したら、今度はその線のカラーや透明度、太さなどを変えることができます。線のオブジェクトを選択した状態で、画面下部にあるメニューから選びます。「スタイル」の中では、線の太さ、線の端を丸くする、点線にする、点線にしたときの点の間隔などを調整できます。 また、線の形をもう少し調整したい場合は、画面下部の一番左側にある「編集」をタップすると再び線の形の調整ができるようになります。

アプリでは線を選択している状態で画面下部のスタイルで線を調整できる

3. AirPriでデザインできる曲線

AirPriのアプリ内にある線のうち、曲線についてご紹介します。曲線は直線より少し複雑になりますが慣れれば大丈夫です。

曲線は3種類!

AirPriでデザインできる線のうち、曲線でできているものは右の3種類です。直線の場合と同様に、曲線上に付いている点の位置を動かすと、曲線の形を変えることができます。これによって、いろいろな形の曲線にかえることもできますが、曲線には直線と違って辺にもハンドルとよばれるものが付いています。

アプリ内の線のうち曲線なのは3種類ある

曲線のハンドルとは?

文章ではちょっと分かりにくいので、下の図に沿ってご紹介します。曲線のハンドルとは、曲線上にある白い点ABCから伸びている線のことで、このハンドルを調整することによって、この点の前後の曲線の向きや形を変えることができます。たとえば、点Bのハンドルの一番先にある点Dを持ったままの状態で、点Dを動かした方向や長さによって曲線の形を変えることができます。そのあと、点Eを持って動かしたのが右の図です。

アプリ内のデザイン作成画面で曲線の形を変える方法

慣れるまでは・・・

最初は慣れないかもしれませんが、慣れてくると、デザインの形に沿うように合わせられるようにもなります。その結果、たとえばAirPriのオリジナルデザインで写真を切り取った形に合わせた線のデザインができるようになります。また、もしも今後イラストレーターなどのデザイン専用のソフトをさわることになったときには、AirPriの線デザインで得た感覚はきっと役に立つと思います。

4. アプリで実際に線を作る手順

線の使い方をお伝えしたところで実際に線を触ってみましょう。

1. AirPriのデザイン作成画面を開きます。

AirPriのアプリでデザイン作成画面を開く
2. 画面下部の「線」をタップします。

アプリ内のデザイン作成画面下部にある「線」をタップする
3. 使いたい線を選択します。今回は波線を選択します。

線の中に並んでいる候補をタップして表示させる
4. 白い点やハンドルを動かして「S」を作りました。

ハンドルを動かして曲線の形を変えていく
5.「S」を選択した状態で下のメニューでデザインします。

形が完成したら画面下部のメニューから装飾していく
6. 写真を入れてカラフルな「S」が 完成しました。

線に写真を適用して完成した線のオリジナルデザイン

5. 線を装飾する

アプリ内で作った線は太さや柄を変えることもできます。線を選択している状態のときのデザイン作成画面下部を左から順番にご紹介します。

編集

完成した線の形をもう少し変えたいな・・・と思った時はこの「編集」をタップすると、ハンドルや点が付いた線の状態に戻すことができます。また、最初にタップした「線」を開いた後に選択できる8種類の線の形も表示されるので、今選択している線の形以外の線への変更もできます。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線のオリジナルデザインの形を再度編集するためのアイコン

スタイル

スタイルとは、線の状態のことです。具体的にいえば、「線を点線に変える」「線の端を角丸にする」「線の太さを変える」といったことがこのスタイル内でできます。また、点線に変えたときの点の長さや、点と点の間隔を調整することもできます。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の太さを変えたりや点線にできるアイコン

カラー

文字の通り、ここでは線の色を変更することができます。黒以外のピンクや緑などの単色に変更できます。また、単色だけでなく、線の中に「グラデーション」「写真」「パターン」を入れることもできます。ここまで自由にデザインできるのはAirPriだけです。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の色を変えられるアイコン

透明度

ここでは線の透明度を落として線を薄くすることができます。また、透明度はこれだけではなく、重なっているデザインオブジェクトがあるときの乗算やスクリーンなどもできます。透明度について詳しくは「AirPriで透明度を調整する方法」という記事でご紹介しています。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の透明度を調整できるアイコン

配置

配置は、デザイン用語のレイヤーです。通常は、新しく作られたものがデザインの上にきますが、他のデザインオブジェクトと重なっている場合で、線の重なり方を調整したいときに使います。配置については「AirPriにもある!デザインの『レイヤー』とは?」という記事で詳しくご紹介しています。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線のレイヤーの順序を変えられるアイコン

微調整

AirPriはスマホやタブレットで使用するアプリです。指で操作していると、あとほんの少しだけ左にしたい!というときがありますよね。そんなときはこの微調整を使用します。微調整内には4つの矢印がありますが、1回タップするとその方向に1px(ピクセル)だけ動かすことができます。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の微調整ができるボタン

反転

作ったオブジェクトを反転する機能です。写真、イラスト、文字、線などを反転します。反転の中に入ると「左右に反転」と「上下に反転」が選択できます。反転するとよくないものや手順などについては「AirPriの助かる機能!反転機能を使ってみよう」でご紹介しています。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の反転ができるボタン

複製

作ったデザインオブジェクトをコピーする機能です。写真、イラスト、文字など選択しているオブジェクトをコピーすることができます。たとえば、線をコピーして透明度とカラーを変えて少しずらすだけでもデザインが出来上がりますね。

AirPriのアプリ内でデザイン作成画面にある線の複製ができるボタン

6. まとめ(AirPriでオリジナルデザインに線を使う方法!)

今回は、AirPriのアプリで実際に線を使う方法と、線に関係した別の機能などをご紹介してきました。最初は線ってどう使うの?と思っていた方も、きっと自分のオリジナルデザインに取り入れてみようかな?と思っていただけたのではないでしょうか?線はいろいろな使い方ができます。工夫1つでデザインをより魅力的に変えてくれるので、線はオススメのデザインです。 最後までお読みいただきましてありがとうございました。